GPX を KML に変換 – トラックを Google Earth で表示
このコンバーターは、Garmin、Strava、Komoot の GPX ファイルのウェイポイント、ルート、トラックを、Google Earth やマイマップ用の1つの KML ファイルに変換し、名前、説明文、標高を保ちます。GPX はブラウザー内で変換され、アップロードされません。心拍数、ケイデンス、パワーの拡張データは読み込まれず、すべてのトラックポイントを含めない限り、トラックの線に時刻は入りません。
うまく変換できないファイルがありましたか? [email protected] までメールでお知らせください。小さなサンプルファイルを添えていただけると、修正しやすくなります。
要点
- 入力: GPX (.gpx)。出力: KML (.kml)。
- ファイルはアップロードされません。処理はお使いのブラウザー内、ご自身の端末で行われます。
- ファイルサイズ: 固定の上限はありません。非常に大きなファイルは端末のメモリーによって制限されます。
- 最新のブラウザー(Chrome、Edge、Firefox、Safari)が必要です。パソコン、タブレット、スマートフォンで使え、インストールは不要です。
- 無料、登録不要です。
GPX を KML に変換する理由
Garmin のデバイス、Strava、Komoot、スマートフォンのアプリからハイキングやサイクリング、ランニングの記録を書き出すと、GPX ファイルが得られます。一方、Google Earth や Google マイマップでは KML が使われます。Google Earth は、旅の記録を立体的な地形の上で眺めたり、GPS ソフトを持っていない人と共有したりするのに便利です。このコンバーターは、GPX ファイルのウェイポイント、ルート、トラックを、それぞれのフォルダーを持つ1つの KML ファイルに変換します。名前と説明文はプレイスマークのラベルとバルーンのテキストになり、各ポイントの標高は高度として残ります。GPX で使われていないフィールドは省くので、プレイスマークのデータは簡潔なままです。ファイルの読み込みと変換は、QGIS の土台であるオープンソースのライブラリ GDAL を使ってブラウザー内で行われます。自宅の場所や外出の時間がわかってしまうトラックが、アップロードされることはありません。
GPX を KML に変換する方法
- .gpx ファイルをボックスにドロップするか、クリックして選択します。
- 地図でトラックを確認し、時刻つきのすべてのトラックポイントも必要なら、チェックボックスをオンにします。
- 「KML に変換」をクリックし、ファイルを Google Earth で開くか、マイマップにインポートします。
変換で変わること
ウェイポイント、ルート、トラックはフォルダーになる
GPX には3種類のデータが区別して入っています。ウェイポイントは山頂や駐車場のような1つの地点、ルートはいくつかの地点を通る計画上の線、トラックは実際に記録した経路です。ファイルに複数の種類が含まれている場合は、それぞれが waypoints、routes、tracks という名前の KML フォルダーになるので、Google Earth で個別に表示・非表示を切り替えられます。トラックだけのファイルなら、ファイル名の付いたフォルダーが1つできます。記録を一時停止して再開したトラックには複数のセグメントがありますが、複数の線を持つ1つのプレイスマークのままです。
標高は残るが、線は地面に沿って描かれる
各ポイントの ele の値は、KML の座標の高度になります。KML では高度モードを指定しないため、Google Earth はトラックを地形の上に描きます。ハイキングなら通常はこれが望ましい表示です。記録された高さで表示したい場合は、Google Earth Pro でプレイスマークのプロパティを開き、高度を絶対に設定してください。標高のないポイントは2次元のままです。
時刻はトラックポイントに残る
GPX のトラックではポイントごとにタイムスタンプを持てますが、KML の線では持てません。そのため、トラックの線には時刻が入りません。「すべてのトラックポイントを時刻と標高つきで含める」をオンにすると、ポイントごとに1つのプレイスマークが入ったフォルダーが追加され、それぞれに時刻(2024-05-01T08:07:30Z のような ISO 形式)と標高がデータとして入ります。時刻は KML のタイムスタンプではなくデータフィールドとして保存されるため、Google Earth の時間スライダーでアニメーション表示はされません。
心拍数、ケイデンス、パワーは引き継がれない
Garmin のウォッチやサイクルコンピューターは、各トラックポイントに心拍数、ケイデンス、気温、パワーを拡張データとして追加します。こうしたデバイス固有の拡張データは読み込まれないため、KML に入るのは位置、標高、時刻だけです。
名前と説明文
GPX の名前は Google Earth が地図上に表示するプレイスマークの名前になり、GPX の説明文はバルーンのテキストになります。ウェイポイントのシンボル、コメント、種類など、値が入っているほかの項目はプレイスマークのデータとして残ります。変換前に、名前に使うフィールドを別のものに変更することもできます。
ファイル形式について
GPX
GPX(GPS Exchange Format)は、Garmin、Strava、Komoot などの GPS 機器やアプリが使う XML 形式です。 ウェイポイント、ルート、トラックを、時刻や標高とともに保存できます。現在使われているのは、2004 年に TopoGrafix が公開したバージョン 1.1 です。
- ウェイポイントは単独の地点、ルートはいくつかの地点を通る計画された線、トラックは記録された経路で、数千のポイントからなることもあります。
- トラックには、ポイントごとに時刻と標高を持たせることができます。
- 座標は常に WGS84 の緯度・経度です。
- GPX のフィールドは名前、説明、シンボル、タイプなど決まったものだけで、それ以外は拡張に入れる必要があります。
KML
KML(Keyhole Markup Language)は Google Earth や Google マイマップで使われる XML 形式で、2008 年から OGC 標準にもなっています。 ジオメトリのほか、スタイル、アイコン、フォルダー、HTML の説明文も保持できます。
- 常に WGS84 の経度・緯度で、高度は省略できます。
- フォルダーでプレイスマークをまとめ、変換時には各フォルダーを個別のレイヤーにできます。
- スタイル(色、線の太さ、アイコン)は KML と Google Earth に固有のものです。
よくある質問
GPX ファイルはアップロードされますか?
いいえ。ブラウザーがファイルを読み込み、お使いの端末上で KML を書き出します。サーバーには何も送られないので、訪れた場所やその時刻が外に漏れることはありません。
Strava や Garmin Connect から GPX ファイルを取り出すには?
Strava のウェブサイトでアクティビティを開き、3つの点のメニューから「GPX をエクスポート」を選びます。Garmin Connect ではアクティビティを開き、歯車アイコンから「GPX にエクスポート」を選びます。ほかの多くのアプリにも、同じようなエクスポートや共有の機能があります。
KML を Google マイマップにインポートできますか?
はい。マイマップでレイヤーを追加し、「インポート」をクリックしてファイルを選びます。数千ポイントのトラックでも1本の線なら問題ありませんが、トラックポイントを含めるオプションではポイントごとにプレイスマークができるため、マイマップのレイヤーには多すぎることがあります。
KMZ で受け取れますか?
出力は通常の KML で、Google Earth でもマイマップでもそのまま開けます。KMZ にしたい場合は、KML を Google Earth Pro で開き、ファイルの種類を KMZ にして場所を保存してください。
座標は変わりますか?
いいえ。GPX も KML も WGS84 の経度・緯度を使うため、位置はそのままコピーされます。