シェープファイルを GeoPackage に変換

このツールは、1つまたは複数のシェープファイルを QGIS や ArcGIS Pro 用の1つの GeoPackage(.gpkg)に変換し、フィーチャー、属性、文字コード、座標系を保持して、各シェープファイルを別々のレイヤーにします。変換はブラウザー内で行われ、アップロードされません。10文字に短縮済みのフィールド名は元に戻せず、ラインとポリゴンはマルチパート型で保存され、無効なポリゴンは修復されます。

うまく変換できないファイルがありましたか? [email protected] までメールでお知らせください。小さなサンプルファイルを添えていただけると、修正しやすくなります。

要点

シェープファイルを GeoPackage に変換する理由

シェープファイルは少なくとも3つのファイルでできていて、フィールド名は10文字まで、各ファイルは 2 GB を超えられず、横に .cpg がなければどの文字コードで書かれたかもわかりません。QGIS の標準形式である GeoPackage は、これらをすべて1つのファイルで解決します。このツールはシェープファイルを .gpkg に変換します。.zip、フォルダー、または個別の .shp、.shx、.dbf、.prj をドロップすれば、同じフィーチャー、属性、座標系を持つ GeoPackage をダウンロードできます。複数のシェープファイルをまとめて変換すると、1つの GeoPackage の中の別々のレイヤーになるので、プロジェクト全体を1つのファイルで受け渡したいときに便利です。.cpg のないシェープファイルも、判別できる場合は正しい文字コードで読み込まれるため、æ、ø、ü といった文字も崩れません。

シェープファイルを GeoPackage に変換する方法

  1. シェープファイルを .zip、フォルダー、または個別のファイルとしてドロップするか、クリックして選びます。
  2. 地図でレイヤーを確認します。必要なら「出力の座標系」を指定します。
  3. 「GeoPackage に変換」をクリックし、.gpkg ファイルをダウンロードします。

知っておきたいこと

フィールド名はそのままです

フィールド名は .dbf から読み込まれますが、.dbf はシェープファイルを作った時点ですでに名前を10文字に短縮しています。GeoPackage はその名前をそのまま保持します。以前に失われた長い名前は元に戻せません。

シングルパートとマルチパート

シェープファイルのレイヤーには、1つのパートのポリゴンと複数のパートのポリゴンが混在できます。GeoPackage のレイヤーはジオメトリタイプが1つなので、ラインとポリゴンはマルチパート型(MultiLineString、MultiPolygon)で保存されます。図形そのものは変わらず、ポイントはポイントのままです。

座標系

.prj の座標系は GeoPackage の中に保存されます。.prj がない場合、経度・緯度に見える座標は WGS84 と見なします。そうでなければ、ツールに求められたときに EPSG コードを入力してください。

無効なジオメトリ

手作業でデジタイズしたデータによくある自己交差のあるポリゴンは、QGIS やデータベースで受け付けられるよう、変換中に GDAL の makevalid で修復されます。有効な図形は変更せずに書き出されます。

ファイル形式について

Shapefile

Esri シェープファイルは、GIS で最も広く使われているベクター形式です。「シェープファイル」は実際には同じ名前のファイルの集まりで、 .shp にジオメトリ、.shx にインデックス、.dbf に属性テーブルが入り、任意の .prj に座標系、.cpg に文字コードが入ります。

  • 少なくとも .shp、.shx、.dbf が必要です。まとめて選択するか、1つの .zip にしてください。
  • フィールド名は10文字まで、テキスト値は254文字までです。
  • 1つのシェープファイルに入れられるジオメトリタイプは1種類だけです(ポイント、ライン、ポリゴンのいずれか)。
  • .prj ファイルがないと、座標系が不明になります。

GeoPackage

GeoPackage は 2014 年に策定された、SQLite をベースにした OGC のオープン標準です。QGIS の標準形式で、 複数のレイヤー、任意の座標系、長いフィールド名を1つのファイルに収められます。

  • 1つのファイルに、複数のベクターレイヤーやテーブル、ラスタータイルを入れられます。
  • シェープファイルと違い、フィールド名に10文字の制限がありません。
  • 各レイヤーの座標系をファイル内に保存するため、別の .prj は不要です。
  • シェープファイルの .shp や .dbf と違い、レイヤーごとの 2 GB のサイズ制限がありません。

よくある質問

シェープファイルはアップロードされますか?

いいえ。GDAL が WebAssembly としてブラウザー内で動作し、ファイルはお使いのパソコンから外に出ません。

ArcGIS で GeoPackage を開けますか?

はい。ArcGIS Pro は GeoPackage の読み込みと編集ができ、最近のバージョンの ArcMap でも読み込めます。

複数のシェープファイルはどうなりますか?

各シェープファイルが、同じ .gpkg ファイル内でシェープファイル名の付いた別々のレイヤーになります。

.sbn、.qix、.shp.xml ファイルは使われますか?

いいえ。インデックスとメタデータのファイルは無視されます。GeoPackage は独自の空間インデックスを作ります。

使い方ガイド