シェープファイルを GeoPackage に変換
このツールは、1つまたは複数のシェープファイルを QGIS や ArcGIS Pro 用の1つの GeoPackage(.gpkg)に変換し、フィーチャー、属性、文字コード、座標系を保持して、各シェープファイルを別々のレイヤーにします。変換はブラウザー内で行われ、アップロードされません。10文字に短縮済みのフィールド名は元に戻せず、ラインとポリゴンはマルチパート型で保存され、無効なポリゴンは修復されます。
うまく変換できないファイルがありましたか? [email protected] までメールでお知らせください。小さなサンプルファイルを添えていただけると、修正しやすくなります。
要点
- 入力: Shapefile (.shp)。出力: GeoPackage (.gpkg)。
- ファイルはアップロードされません。処理はお使いのブラウザー内、ご自身の端末で行われます。
- ファイルサイズ: 固定の上限はありません。非常に大きなファイルは端末のメモリーによって制限されます。
- 最新のブラウザー(Chrome、Edge、Firefox、Safari)が必要です。パソコン、タブレット、スマートフォンで使え、インストールは不要です。
- 無料、登録不要です。
シェープファイルを GeoPackage に変換する理由
シェープファイルは少なくとも3つのファイルでできていて、フィールド名は10文字まで、各ファイルは 2 GB を超えられず、横に .cpg がなければどの文字コードで書かれたかもわかりません。QGIS の標準形式である GeoPackage は、これらをすべて1つのファイルで解決します。このツールはシェープファイルを .gpkg に変換します。.zip、フォルダー、または個別の .shp、.shx、.dbf、.prj をドロップすれば、同じフィーチャー、属性、座標系を持つ GeoPackage をダウンロードできます。複数のシェープファイルをまとめて変換すると、1つの GeoPackage の中の別々のレイヤーになるので、プロジェクト全体を1つのファイルで受け渡したいときに便利です。.cpg のないシェープファイルも、判別できる場合は正しい文字コードで読み込まれるため、æ、ø、ü といった文字も崩れません。
シェープファイルを GeoPackage に変換する方法
- シェープファイルを .zip、フォルダー、または個別のファイルとしてドロップするか、クリックして選びます。
- 地図でレイヤーを確認します。必要なら「出力の座標系」を指定します。
- 「GeoPackage に変換」をクリックし、.gpkg ファイルをダウンロードします。
知っておきたいこと
フィールド名はそのままです
フィールド名は .dbf から読み込まれますが、.dbf はシェープファイルを作った時点ですでに名前を10文字に短縮しています。GeoPackage はその名前をそのまま保持します。以前に失われた長い名前は元に戻せません。
シングルパートとマルチパート
シェープファイルのレイヤーには、1つのパートのポリゴンと複数のパートのポリゴンが混在できます。GeoPackage のレイヤーはジオメトリタイプが1つなので、ラインとポリゴンはマルチパート型(MultiLineString、MultiPolygon)で保存されます。図形そのものは変わらず、ポイントはポイントのままです。
座標系
.prj の座標系は GeoPackage の中に保存されます。.prj がない場合、経度・緯度に見える座標は WGS84 と見なします。そうでなければ、ツールに求められたときに EPSG コードを入力してください。
無効なジオメトリ
手作業でデジタイズしたデータによくある自己交差のあるポリゴンは、QGIS やデータベースで受け付けられるよう、変換中に GDAL の makevalid で修復されます。有効な図形は変更せずに書き出されます。
ファイル形式について
Shapefile
Esri シェープファイルは、GIS で最も広く使われているベクター形式です。「シェープファイル」は実際には同じ名前のファイルの集まりで、 .shp にジオメトリ、.shx にインデックス、.dbf に属性テーブルが入り、任意の .prj に座標系、.cpg に文字コードが入ります。
- 少なくとも .shp、.shx、.dbf が必要です。まとめて選択するか、1つの .zip にしてください。
- フィールド名は10文字まで、テキスト値は254文字までです。
- 1つのシェープファイルに入れられるジオメトリタイプは1種類だけです(ポイント、ライン、ポリゴンのいずれか)。
- .prj ファイルがないと、座標系が不明になります。
GeoPackage
GeoPackage は 2014 年に策定された、SQLite をベースにした OGC のオープン標準です。QGIS の標準形式で、 複数のレイヤー、任意の座標系、長いフィールド名を1つのファイルに収められます。
- 1つのファイルに、複数のベクターレイヤーやテーブル、ラスタータイルを入れられます。
- シェープファイルと違い、フィールド名に10文字の制限がありません。
- 各レイヤーの座標系をファイル内に保存するため、別の .prj は不要です。
- シェープファイルの .shp や .dbf と違い、レイヤーごとの 2 GB のサイズ制限がありません。
よくある質問
シェープファイルはアップロードされますか?
いいえ。GDAL が WebAssembly としてブラウザー内で動作し、ファイルはお使いのパソコンから外に出ません。
ArcGIS で GeoPackage を開けますか?
はい。ArcGIS Pro は GeoPackage の読み込みと編集ができ、最近のバージョンの ArcMap でも読み込めます。
複数のシェープファイルはどうなりますか?
各シェープファイルが、同じ .gpkg ファイル内でシェープファイル名の付いた別々のレイヤーになります。
.sbn、.qix、.shp.xml ファイルは使われますか?
いいえ。インデックスとメタデータのファイルは無視されます。GeoPackage は独自の空間インデックスを作ります。