WAV を MP3 に変換
この無料ツールは、非圧縮の WAV ファイルを、ブラウザー内の FFmpeg と LAME エンコーダーで 128〜320 kbit/s の MP3 に変換します。WAV はアップロードされません。MP3 のサイズはおよそ 10 分の 1 です。16 ビット、24 ビット、32 ビット浮動小数点の WAV に対応し、モノラルかステレオかは元のままです。
うまく変換できないファイルがありましたか? [email protected] までメールでお知らせください。小さなサンプルファイルを添えていただけると、修正しやすくなります。
要点
- 入力: WAV (.wav)。出力: MP3 (.mp3)。
- ファイルはアップロードされません。処理はお使いのブラウザー内、ご自身の端末で行われます。
- ファイルサイズ: 1ファイルあたり2 GBまで(ブラウザーのWebAssemblyメモリーの上限)。
- 最新のブラウザー(Chrome、Edge、Firefox、Safari)が必要です。パソコン、タブレット、スマートフォンで使え、インストールは不要です。
- 無料、登録不要です。
WAV を MP3 に変換する理由
WAV ファイルは、ICレコーダー、デジタルミキサー、Audacity などの編集ソフト、音楽制作ソフト、一部の録音機から書き出されます。録音したとおりの音で聞けますが、3 分の曲で約 30 MB、1 時間のインタビューなら約 600 MB にもなり、メールやポッドキャスト配信サービスのアップロードフォーム、空き容量の少ないスマートフォンには大きすぎます。このツールは、ブラウザー内で WAV を読み込み、2000 年代初めからほぼすべての MP3 の作成に使われてきたエンコーダー LAME で、選んだビットレートの MP3 に変換します。192 kbit/s なら音楽でも WAV との違いを聞き分けるのは非常に難しく、話し声なら 128 kbit/s で十分です。ファイルがパソコンから外に出ないため、長い録音を先にアップロードする必要がなく、未発表の音楽や機密性の高いインタビューも外部に出ることはありません。
WAV を MP3 に変換する方法
- WAV ファイルをボックスにドロップするか、クリックして選びます。
- 表示された長さと音声の情報を確認し、MP3 の「音質」を選びます。
- 「MP3 に変換」をクリックし、MP3 ファイルを保存します。
WAV から MP3 への変換で知っておきたいこと
編集用に WAV を残しておく
MP3 は人がほとんど聞き取れない音を省いて小さくするため、その情報は二度と戻りません。あとでミックス、マスタリング、編集をする可能性があるなら元の WAV を残し、MP3 を変換し直すのではなく、毎回 WAV から新しい MP3 を作ってください。
24 ビットや高いサンプリングレート
スタジオで作られた WAV は、24 ビットや 32 ビット浮動小数点で、48、96、192 kHz のことがよくあります。MP3 は 48 kHz より高いサンプリングレートを保存できないため、FFmpeg が MP3 で使える最も近いレートを選びます。聴く用途で耳に分かる違いはありませんが、MP3 はハイレゾファイルにはなりません。
モノラルの録音
モノラルの WAV からはモノラルの MP3 ができ、同じ音質に必要なビットレートは半分で済みます。モノラルの声の録音なら 128 kbit/s で十分すぎるほどで、96 kbit/s でも足りることがよくあります。
タグ情報
WAV ファイルにタイトルやアーティスト名が入っていることはまれです。編集ソフトが書き込んだ INFO チャンクがあれば、そのタグは MP3 にコピーされます。ない場合は、あとから音楽プレーヤーやタグ編集ソフトで追加してください。
ファイル形式について
WAV
WAV は、1991 年に Microsoft と IBM が導入した、Windows の非圧縮音声形式です。録音した音をそのまま保存するため、 スタジオ、音声編集ソフト、サンプラー、多くのラジオや電話のシステムが WAV ファイルを求めます。代償はサイズで、 CD 品質のステレオで 1 分あたり約 10 MB になります。
- CD 品質は 16 ビット、44,100 Hz、ステレオで、1,411 kbit/s です。128 kbit/s の MP3 の約 10 倍です。
- 動画や放送の制作では、44,100 Hz ではなく 48,000 Hz を使うのが一般的です。
- MP3 を WAV に変換しても、MP3 の圧縮で失われた音は戻りません。ファイルが編集しやすくなるだけです。
- WAV ファイルは最大 4 GB で、CD 品質のステレオなら約 6.7 時間分です。
MP3
MP3 は、最も幅広く対応されている音声形式です。ドイツのフラウンホーファー研究所で開発され、1993 年に標準化されました。 あらゆるスマートフォン、パソコン、カーステレオ、ウェブサイトで再生できます。MP3 は、人間にはほとんど聞こえない音を 省くことで、音楽を CD の約 10 分の 1 のサイズにします。
- 128 kbit/s は音声やポッドキャストに十分で、音楽には 192〜320 kbit/s が使われます。
- MP3 の最後の特許は 2017 年に失効したため、この形式はどこでも自由に使えます。
- タイトル、アーティスト、アルバム、カバー画像は、ファイルの先頭にある ID3 タグに保存されます。
- MP3 は非可逆圧縮です。エンコードし直すたびに少しずつ劣化するため、できるだけ元のファイルから変換してください。
よくある質問
WAV ファイルはアップロードされますか?
いいえ。FFmpeg が WebAssembly としてブラウザーのタブ内で動き、お使いの端末上でファイルを変換します。初回にダウンロードされるのはエンジン本体だけです。
MP3 はどのくらい小さくなりますか?
CD 品質のステレオ WAV は 1,411 kbit/s なので、192 kbit/s の MP3 なら約 7 分の 1、128 kbit/s なら約 11 分の 1 になります。60 MB の WAV は、192 kbit/s でおよそ 8 MB になります。
どのビットレートを選べばよいですか?
音楽を聴くなら 192 kbit/s、こだわりがある場合や良いスピーカーで再生するなら 256 か 320 kbit/s、話し声、講義、ボイスメモなら 128 kbit/s がおすすめです。
複数の WAV ファイルをまとめて変換できますか?
このページでは 1 回に 1 ファイルずつ変換します。エンジンの読み込みが済めば、曲 1 本分の WAV は数秒で変換できるので、数ファイルなら順番に変換してもすぐに終わります。