GeoPackage を GeoJSON に変換
GeoPackage(.gpkg)のすべてのベクターレイヤーを、RFC 7946 の規定どおり WGS84 経度・緯度の GeoJSON に変換し、Leaflet、MapLibre、geojson.io、API ですぐ使えるようにします。処理はブラウザー内で行われ、アップロードされません。レイヤーが複数ある場合は、レイヤーごとの .geojson を .zip にまとめます。フィールド名は省略されずに残り、ジオメトリのないテーブルとラスタータイルはスキップされます。
うまく変換できないファイルがありましたか? [email protected] までメールでお知らせください。小さなサンプルファイルを添えていただけると、修正しやすくなります。
要点
- 入力: GeoPackage (.gpkg)。出力: GeoJSON (.geojson)。
- ファイルはアップロードされません。処理はお使いのブラウザー内、ご自身の端末で行われます。
- ファイルサイズ: 固定の上限はありません。非常に大きなファイルは端末のメモリーによって制限されます。
- 最新のブラウザー(Chrome、Edge、Firefox、Safari)が必要です。パソコン、タブレット、スマートフォンで使え、インストールは不要です。
- 無料、登録不要です。
GeoPackage を GeoJSON に変換する理由
GIS データの多くは GeoPackage に収められています。QGIS は標準でこの形式に保存し、ArcGIS Pro も読み書きでき、多くの機関がオープンデータを .gpkg で公開しています。一方、ウェブ地図やスクリプトが求めるのは GeoJSON です。経度・緯度で書かれたプレーンな JSON テキストファイルで、Leaflet、MapLibre、Mapbox、geojson.io、GitHub、そしてほとんどのプログラミング言語が GIS ライブラリなしで読み込めます。このページは、QGIS の土台でもあるオープンソースのライブラリ GDAL を使って GeoPackage をブラウザー内で開き、各ベクターレイヤーをそれぞれの座標系(UTM ゾーンや国家座標系など)から WGS84 に再投影して、すべてのフィールドを元の名前のまま GeoJSON に書き出します。シェープファイルと違い、GeoJSON ファイルにはポイント、ライン、ポリゴンを一緒に入れられるので、ジオメトリタイプが混在するレイヤーも1つのファイルのままです。GeoPackage がお使いのコンピューターの外に出ることはありません。
GeoPackage を GeoJSON に変換する方法
- .gpkg ファイルをボックスにドロップするか、クリックして選択します。
- 地図でレイヤーを確認し、レイヤーとその座標系の一覧をチェックします。
- 「GeoJSON に変換」をクリックし、.geojson ファイル、またはレイヤーごとのファイルが入った .zip をダウンロードします。
変換で変わること
常に WGS84 の経度・緯度
GeoJSON の規格(RFC 7946)で認められているのは WGS84 の経度・緯度だけで、ウェブ地図もそれを前提にしています。そのため各レイヤーは、ETRS89 / UTM 32N や British National Grid など GeoPackage に保存された座標系から再投影され、座標は小数点以下7桁(約 1 cm)に丸められます。GIS の作業でメートル単位の GeoJSON が必要な場合は、QGIS から保存してください。ほとんどのウェブツールでは正しい位置に表示されません。
レイヤーごとに1つの GeoJSON ファイル
GeoJSON ファイルには FeatureCollection が1つしか入らないため、複数のベクターレイヤーを持つ GeoPackage はレイヤーごとに1つの .geojson になり、レイヤー名が付いて .zip にまとめられます。レイヤーが1つだけの GeoPackage は、ファイル名の付いた1つの .geojson になります。ポイント、ライン、ポリゴンが混在するレイヤーは1つのファイルのままです。
フィールドの型は JSON の値に
整数と小数は数値のまま、ブール値は true または false になり、日付と時刻は 2026-05-14T09:30:00 のような ISO 8601 形式のテキストになります。シェープファイルと違い、長いフィールド名やテキストも省略されずに残ります。
変換されないもの
ジオメトリのない属性テーブル、ラスタータイル、GeoPackage 内に保存された QGIS のスタイルやプロジェクトは変換されません。スキップしたテーブルの名前はステータス行に表示されます。GeoJSON はプレーンテキストで空間インデックスがないため、大きなレイヤーは GeoPackage よりはるかに大きなファイルになり、ブラウザーの地図では読み込みに時間がかかります。
ファイル形式について
GeoPackage
GeoPackage は 2014 年に策定された、SQLite をベースにした OGC のオープン標準です。QGIS の標準形式で、 複数のレイヤー、任意の座標系、長いフィールド名を1つのファイルに収められます。
- 1つのファイルに、複数のベクターレイヤーやテーブル、ラスタータイルを入れられます。
- シェープファイルと違い、フィールド名に10文字の制限がありません。
- 各レイヤーの座標系をファイル内に保存するため、別の .prj は不要です。
- シェープファイルの .shp や .dbf と違い、レイヤーごとの 2 GB のサイズ制限がありません。
GeoJSON
GeoJSON は地理的なフィーチャーを表すプレーンテキストの JSON 形式で、2016 年に RFC 7946 として標準化されました。 Leaflet、MapLibre、Mapbox などのウェブ地図や、多くの API が標準で使う形式です。
- 座標は WGS84 の経度、緯度の順です。
- ポイント、ライン、ポリゴンを1つのファイルに混在させることができます。
- プロパティには任意の JSON 値を使え、フィールド名の長さに制限はありません。
よくある質問
GeoPackage はアップロードされますか?
いいえ。GDAL が WebAssembly としてブラウザー内で動作し、GeoJSON はお使いのコンピューター上で書き出されます。
1つのレイヤーだけを変換できますか?
すべてのベクターレイヤーが変換されます。ダウンロードした zip を展開し、必要な .geojson ファイルだけを残してください。
座標が GeoPackage と違うのはなぜですか?
GeoJSON は常に WGS84 の経度・緯度なので、UTM や国家座標系などの投影座標系のデータは再投影されます。場所は同じで、数値がメートルから度に変わるだけです。
GeoJSON を GeoPackage に戻せますか?
はい。GeoJSON を GeoPackage に変換するツールでは、1つまたは複数の GeoJSON ファイルを、ファイルごとに型付きフィールドを持つレイヤーとして1つの .gpkg にまとめられます。