CSV を KML に変換
この変換ツールは、緯度・経度の列または WKT の列を持つ CSV を、Google Earth、Google マイマップ、QGIS 用の KML ファイルに変換します。1行が1つのプレイスマークになり、ほかの列はプレイスマークのデータとして残ります。CSV はブラウザー内で読み込まれ、アップロードされません。プレイスマークの名前に使う列を選べます。住所のジオコーディングは行わないため、ファイルには座標が必要です。
うまく変換できないファイルがありましたか? [email protected] までメールでお知らせください。小さなサンプルファイルを添えていただけると、修正しやすくなります。
要点
- 入力: CSV (.csv)。出力: KML (.kml)。
- ファイルはアップロードされません。処理はお使いのブラウザー内、ご自身の端末で行われます。
- ファイルサイズ: 固定の上限はありません。非常に大きなファイルは端末のメモリーによって制限されます。
- 最新のブラウザー(Chrome、Edge、Firefox、Safari)が必要です。パソコン、タブレット、スマートフォンで使え、インストールは不要です。
- 無料、登録不要です。
CSV を KML に変換する理由
Excel で管理している店舗、井戸、測量点、顧客などのリストは、地図にすると把握しやすくなります。そして Google Earth は KML を読み込めます。この変換ツールは、lat、latitude、lon、lng、longitude、x、y といった一般的な名前の列なら、座標の列を自動で見つけます。また、POINT (12.57 55.68) のような WKT テキストの列も使え、その場合は線やポリゴンも扱えます。Excel が国ごとに書き出す CSV の違い、つまりカンマかセミコロンか、小数点がピリオドかカンマか、UTF-8 か古い Windows の文字コードかにも対応し、度分秒も読み取ります。各行は、選んだ列の値を名前とするプレイスマークになり、ほかの列はすべてバルーンに表示されます。ファイルの読み込みと KML の書き出しは、QGIS も使っているライブラリ GDAL によってブラウザー内で行われます。
CSV を KML に変換する方法
- .csv ファイルをボックスにドロップするか、クリックして選択します。
- 座標の列を確認し、プレイスマークの名前に使う列を選びます。
- 「KML に変換」をクリックし、ファイルを Google Earth で開くか、マイマップにインポートします。
知っておきたいポイント
座標の列の見つけ方
値が WKT に見える列があれば、まずそれがジオメトリとして使われます。そうでなければ、名前が lon、lng、long で始まる列、または x や easting という名前の最初の列が経度/X に、名前が lat で始まる列、または y や northing という名前の最初の列が緯度/Y になります。どの列が使われたかは概要に表示され、別の列を選ぶこともできます。コペンハーゲンの地点で緯度と経度が逆になると、アラビア海に置かれてしまうので、変換前に地図で確認する価値があります。
プレイスマークの名前を選ぶ
Google Earth は各プレイスマークに名前のラベルを付けます。「自動」では、Name という列があればそれを、なければ name、title、label を含むテキストの列を、それもなければ最初のテキストの列を使います。ほかの列や「名前なし」を選ぶこともできます。それ以外の列はバルーンにデータの表として表示され、Google Earth ではすべての値がテキストとして表示されます。
セミコロン、小数点カンマ、文字コード
ドイツ、フランス、デンマークなど多くの国では、Excel が列の区切りにセミコロン、小数点にカンマを使って CSV を保存するため、55,6813 は 55.6813 を意味します。どちらも自動で判定され、Excel の「sep=」で始まる1行目にも従います。有効な UTF-8 でないファイルは、たいてい Excel がそのパソコンの Windows のコードページ(Windows-1252 や Shift_JIS など)で保存したものです。変換ツールはテキストがもっとも自然に読めるコードページを選ぶため、日本語やアクセント付きの名前も Google Earth で正しく表示されます。
座標のない行
座標が空または読み取れない行は、位置を持たないプレイスマークとして残るため、データは失われません。ただし、Google Earth やマイマップでは地図上に表示できません。該当する行数はページに表示されます。必要な行であれば、スプレッドシートで修正してから変換し直してください。住所は座標に変換されません。
メートル単位の座標
KML の座標は、常に WGS84 の経度・緯度です。UTM の東距・北距のように明らかに度でない値の場合は、EPSG:25832 や EPSG:32633 などの EPSG コードの入力を求められ、KML を書き出す前にポイントが WGS84 に座標変換されます。
ファイル形式について
CSV
CSV(comma-separated values)は、Excel、Google スプレッドシート、あらゆるデータベースで開けるプレーンテキストの表です。 独自のジオメトリタイプはなく、位置は緯度と経度のような2つの座標列、または WKT テキストの列として保存されます。
- ポイントは2つの列(X と Y、または経度と緯度)で表せます。ラインとポリゴンには WKT 列が必要です。
- 座標系はファイルに保存されないため、別途控えておいてください。
- 区切り文字に標準はありません。Excel は言語設定によってカンマまたはセミコロンを使います。
- すべての値はテキストです。0800 を数値と見なすか郵便番号と見なすかは、読み込むプログラム次第です。
KML
KML(Keyhole Markup Language)は Google Earth や Google マイマップで使われる XML 形式で、2008 年から OGC 標準にもなっています。 ジオメトリのほか、スタイル、アイコン、フォルダー、HTML の説明文も保持できます。
- 常に WGS84 の経度・緯度で、高度は省略できます。
- フォルダーでプレイスマークをまとめ、変換時には各フォルダーを個別のレイヤーにできます。
- スタイル(色、線の太さ、アイコン)は KML と Google Earth に固有のものです。
よくある質問
CSV はアップロードされますか?
いいえ。ファイルの読み込みと変換はお使いのブラウザーが行うため、顧客リストなどの個人的な住所データがお使いのコンピューターの外に出ることはありません。
KML を Google マイマップに読み込めますか?
はい。マイマップでレイヤーを追加し、「インポート」をクリックして KML を選んでください。マイマップはプレイスマークの名前をタイトルとして使い、ほかの列を詳細に表示します。
CSV に線やポリゴンを入れられますか?
はい、WKT の列を使えば入れられます。1行に1つのジオメトリで、たとえば LINESTRING (12.56 55.67, 12.57 55.68) や POLYGON です。2つの列に分かれた座標からは、ポイントしか作れません。
プレイスマークに色を付けられますか?
CSV からは付けられません。ポイントは Google Earth の標準の押しピンになり、ラインは赤になります。Google Earth Pro でフォルダーを右クリックして「プロパティ」を開き、スタイルを変更してから、ファイルを保存し直してください。
Google スプレッドシートでも使えますか?
はい。Google スプレッドシートで「ファイル」→「ダウンロード」→「カンマ区切り形式」を選び、そのファイルをここにドロップしてください。